トマト〜美味しく安全なトマトを食卓に〜とまとランドいわき

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■ココウール養液栽培システム
トマトの栽培方法は『ココウール養液栽培』と言い、ヤシの実の皮や繊維を固形状にした培地にトマトの苗を植えつけ、その時々の日射量に合わせて養液の量や回数を調整して供給する方法を用いています。

 このシステムではハウス内の温度や湿度、また日射量から二酸化炭素濃度まであらゆる環境の制御をすべてコンピューターで一元管理しており、その時々の詳細なデータを蓄積しておくことができるため、毎年同じ環境でトマトを栽培することが可能となっています。

 写真の下にある白い袋におおわれた『スラブ』の中にヤシの実の皮や繊維が入っており、スラブから伸びている黒いチューブが養液を供給するための『ドリッパー』です。 私達は、これら様々な機能・設備を総称して、『ココウール養液栽培システム』と呼んでいます。

写真は植え付け前の温室内です。

   ココウール養液栽培システムとは?
ココウール栽培システム(一般的にはロックウール耕と言う方法の変形型)とはヨーロッパ、特にオランダで広く普及されている栽培方法で、日本には昭和57〜58年頃に導入された。栽培方法としては、培地に土ではなくココウールと呼ばれるヤシの実の皮や繊維を固形状にしたものを用い、現在日本でココウールではなくロックウール(岩綿)を使った栽培が主流ですが、数年前よりエコや健康上の観点や、ロックウールの廃棄の問題などから、より有機栽培に近いココウールの普及が急速に拡大してきています。

とまとランドいわきでもロックウール栽培を行ってきましたが、平成21年より数年間の試験を経てココウールを使用した栽培に切り替えを行いました。このようなロックウールやココウールを使用した栽培が行われている代表的なものは、トマト・ミニトマト・キュウリ・メロン・イチゴなどが挙げられます。

写真は温室での栽培風景です。

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