(有)とまとランドいわきの栽培温室は日本では数少ない『トラス式ダッチライト型ガラス温室』と言い、施設園芸のメッカであるオランダの技術によって建設された総面積は23,664平方メートルの温室です。温室の周囲はすべてガラス・アクリル貼りになっており、温度や湿度を調節するための天窓(てんそう)の開閉やボイラー設備、CO2発生装置、光や温度を調節するためのカーテンの開閉、そのほかにトマトに養液を供給するための装置などはすべてコンピューターで日射量や光の強さなどの条件により複合制御されています。
しかし、植物を栽培しているだけに当然人の手による作業も多く、毎日経験豊富なスタッフが20〜25人で常にトマトの育成状況に応じた栽培管理を行っています。
また、他とは違う当温室の特徴としては『地球環境への配慮』という点で、養液として使用した廃水をろ過装置でろ過し、きれいな水に変えて再度使用するという水のリサイクルを行っていることや、ハウス内の温度を上げるボイラー設備についても東北地方では初めて燃料に重油ではなく、LPガスを使用していることが大きな特徴です。
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